岩内海産商協同組合の基本情報
住所 |
〒045-0003 北海道岩内郡岩内町字万代43番地の29 |
TEL |
0135-62-1590 |
FAX |
0135-62-1169 |
設立 |
昭和30年7月6日 創立
昭和31年1月5日 組合法人化設立(中小企業等協同組合)
昭和55年10月1日 組織変更(岩内町水産加工業協同組合と大同団結一本化) |
出資金 |
37,010,000円 |
組合員数 |
11名 →組合員名簿はこちら |
役員 |
理事3名 監事1名 |
青年部員 |
5名 |
従業員 |
職員3名 |
冷蔵庫 |
冷蔵能力1,530トン 凍結能力1日5トン |
主要業務 |
加工原料の共同購入
冷蔵庫取扱業務 |
組合設立からの経緯
事業の背景
岩内町は「塩数の子」「身欠きにしん」の産地であったが、昭和20年代後半から前浜への鰊の回遊が途絶え、輸入物に頼らざるを得なくなった。そこで、個々の企業では対応が困難なため、組合を設立し鰊の安定供給を図ることとなった。
組合の統合
岩内町には、昭和55年まで水産業協同組合法(水協法)に基づく岩内町水産加工業協同組合と中小企業基本法(中企法)に基づく岩内海産商協同組合の2つの組合があった。
両組合の事業内容がほぼ同様な事と、重複加入の組合員が多い事から、昭和55年10月に岩内町水産加工業協同組合が発展的に解散して、岩内海産商協同組合に一本化され、同年12月に今の建物に移り現在に至っている。
共同購買事業により原料魚の安定供給に成功
昭和31年から長期にわたって地区内の水産加工業者全員で輸入鰊を中心とした共同購買事業を実施し、原材料の安定確保と仕入価格の安定に成功している。
事業の概要
主力である共同購買事業は、輸入鰊を上部団体である北海道水産物加工協同組合連合会から購入することである。
その他の輸入物については、組合員から委託を受けて随時行っている。
実質的な運営方針は理事会で決定されるが、役員会や組合員を含めた全体会議を開催することにより結束力を高めるとともに、常に組合の運営状況を組合員に報告している。また、青年部を設置して新商品開発等の研究を行っている。
成果
原材料が生鮮品であり、相場の変動があるため迅速な対応が必要となるが、設立以来大きな事故もなく運営されている。
組合を窓口とした鰊の大量仕入れや安定供給により、コストダウンや保管料などの経費の節減が図られ、組合員企業の経営改善に寄与するとともに、全国でも有数の「塩数の子」「身欠きにしん」の産地と知られている。